[解説記事]「伝染病予防法改正をめぐる議論:1965 年から 1995 年までの文献調査」


滋賀医科大学教授大北全俊先生、京都大学文学部坂本郁人さん、京都大学教授井上悠輔先生が、「伝染病予防法改正をめぐる議論:1965 年から 1995 年までの文献調査」を作成しましたので、公開いたします。

概要
 本報告書は、伝染病予防法の改正をめぐる議論に関する文献調査を行い、その概要をまとめたものである。伝染病予防法は、現在の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下、感染症法)」成立まで、およそ100年にわたり感染症の主たる法規定であった。両法律は感染症対策として性格が大きく異なるものであり、規定されている条文のみをみると突然大きな改正がなされたように見える。本報告書で対象とする1965年から1995年の伝染病予防法改正をめぐる諸論考は、伝染病予防法から感染症法までの法規範の変化を辿るために有益な視座を与えるものと考え、調査としては完結したとは言い難いが、ひとまずその概要をまとめ報告することとした。なお、報告のもととなった文献は井上悠輔氏が収集のうえ提供したものであり、各論考の要約は坂本郁人氏が行った。

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