[資料]リヒテンシュタインのCOVID-19対策タイムライン

京都大学大学院文学研究科髙木裕貴さんがリヒテンシュタインのタイムラインを作成いたしましたので公開いたします。

概要
リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに挟まれた裕福な小国である。2020年時点で人口は四万人にも満たない。公用語はドイツ語だが、スイスフランを採用している。リヒテンシュタインはコロナ対応においても、最も有効的な関係を結んでいるスイスと足並みを揃えていた。リヒテンシュタインのコロナ対応は、明示的にスイスの対応を意識している。その中でも特筆すべきものとしては、コロナ証明書に際してスイスの専用アプリが使用されたことが挙げられる。
さらに、リヒテンシュタインのコロナ対策として顕著なのは、非常に頻繁に予防措置を更新してきたという点である。おそらく人口が非常に少ないことがこれを可能にしたのであろう。また、2021年3月には、国内の健康保険に加入している者に限るが、新型コロナウイルス検査費用を(症状の有無を問わず)政府が負担する発表したことも特徴的な措置である。

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