陰謀論に対処する教師のためのガイドライン『Conspiracy Theories in the Classroom』を要約しました

内藤淳之佑(京都大学文学部)が、UCL教育研究所講師のジェレミー・ヘイワードとジェマ・グロンランドによって作成された、教室で実際に陰謀論に対処する教師のためのガイドライン『Conspiracy Theories in the Classroom』(2021)を日本語で要約したので公開します。

概要:このガイドラインが提示する指導要領は、簡潔にまとめれば以下のようになる。つまり、生徒が 教室で陰謀論を持ち出したときは、1陰謀論に対する強い否定や言い争いを避けながら、2その生徒が陰謀論をどれだけ深く信じているのかを、時には教室外でのくだけた会話も交えながら見定めて、3両者の共通の基盤を見つけ、批判的思考を陰謀論そのものに向けさせるようその生徒に促すということ。また、指導にあたって参考にできる詳細なチャートや、陰謀論に関する用語やトピックの解説が盛り込まれており、教師にとって実用的であるように設計されているといる。

ご関心のある方は以下のリンクよりご覧ください。

教育現場における陰謀論への対処のガイドライン

また原文は以下のページから無料でダウンロードできますので、ご関心のある方は合わせてご覧ください。

https://www.skillsnorthtyneside.org.uk/wp-content/uploads/2021/11/ConsipiracyTheoriesClassroom.pdf

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