[解説記事]中華人民共和国における感染症関連制度その1:伝染病予防治療法の展開(コロナ禍に至るまで)

本プロジェクトメンバーの于松平(京都大学)、井上悠輔准教授(東京大学)が中国のコロナ対策についての資料「中華人民共和国における感染症関連制度その1:伝染病予防治療法の展開(コロナ禍に至るまで)」を公開しました。

概要:シリーズの1回目では、中国の感染症対策の基本的な法律「伝染病予防治療法」の成立とそこに至る経過、およびコロナ禍直前の状況に焦点を当てる。
 感染症対策において中心的な役割を果たす法律が伝染病予防治療法(1989年)。80年代までの検討の集大成と言える。加えて、「緊急事態」に対応した検討が強化されたのは2000年代以降であり、各種の新興感染症への対応に迫られてのこと。今日の中国の新型コロナウイルス感染症への対応を理解する上で、こうした2000年代以降の議論の展開を理解することが重要(なお、コロナ禍以降に加えられた議論は次号)。
ご関心のある方はご覧ください。

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